季節性インフルエンザにはタミフルを使用する

毎年、乾燥した冬の季節になるとインフルエンザが流行します。インフルエンザは一般的な風邪よりも急激に発症し、重症化するのが特徴です。38度以上の高熱が続き、筋肉痛や全身のだるさを感じ数日その状態が続きます。感染力が強い為、よく学校などでは学級閉鎖や学校閉鎖となる場合もあります。
熱が出て薬を飲む女性そんなインフルエンザの薬としてはタミフルがありますが、これは一般的に体内にウイルスが少ない初期の段階でないと効果が出ないと言われています。潜伏期間が数日ある為、発症者と接触のあった場合などは症状発生までの間に予防的に服用することでも効果が期待できます。仮に発症した場合でも、発症後1~2日ぐらいの早期にタミフルを服用することでウイルスの増加を防ぎ症状を和らげることが期待できます。ただ認識しておかないといけないのは、あくまでタミフルはウイルスの増加を防ぐ薬であって、改善する為に必要なのはあくまで自身の持つ免疫力です。このため季節性インフルエンザにかかった場合は安静にし十分な休養を取ることが必要です。熱が下がって体が楽になったと感じた場合でも、少なくとも発症後1週間はなるべく出歩かず人との接触を断つようにすることが必要です。一時期タミフルを服用したことによる異常行動というのがニュースになりましたが、現在のところはっきりとした因果関係は認められておりません。現実問題として小さな子供の場合への投与がその後の症状に影響を及ぼした例はありますが、一概に危険な薬という訳でもなく今も多くの患者さんに使用されているのが実情です。季節性のインフルエンザはワクチン接種が有効な予防とされていますが、タミフルを使用することでも効果は期待でき、有効な手段の一つと言えます。